平成29年5月12日、13日、福岡国際会議場にて開催された、
第60回春季日本歯周病学会学術学会に行ってきました。
今回のテーマは、
「歯周病学の挑戦~サイエンスとヒューマニティの調和~」です。
「歯周治療はチーム医療であり、ヒューマニティ溢れる医療である。
ただ、そのための治療はサイエンスの成果に裏打ちされたものであるべきだ。」
という願いが込められているそうです。
大会では、細胞レベルの基礎研究から、診療に直結した臨床研究まで、多くの先生方の研究を知ることができました。
皆さんにより良い医療を提供できるよう、真剣に勉強してきました。
当院院長も「福岡市の歯周疾患検診受診者における口腔の健康状態の検討」と題して、研究発表を行いました!
福島正義 先生(新潟大学大学院医歯学研究科口腔保健学分野)のご講演によると、近年、根面う蝕(歯の根の虫歯)が増加しているそうです。
歯の根は、歯の頭の部分よりも柔らかいので虫歯の進行が速く、場所的に治療が難しいとされています。
定期健診を受けて、お口の中の状態を確認し、メンテナンスを行うことで、根面う蝕を予防しましょう。
他にもお口のことで困ったこと・相談したいことがありましたら、鎮守歯科を受診してくださいね。