九州大学歯学部同窓会平成28年度春季学術講演会へ行ってきました!
今年は「原因不明の歯の痛みで困ったら~こんなときどうする?~」をテーマに3名の先生方が発表されました。
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯科心身医学分野 豊福明教授が「治らない歯痛、合わない咬合をどうするか?-中枢から見た歯科医学の探求ー」
静岡市清水病院口腔外科口腔顔面痛外来 井川雅子先生が「歯科医に必要な精神医学の知識ーPsycho-dentistry(精神歯科学)-」
歯科・林美穂医院院長 林美穂先生が「歯科治療で変わる患者の健康とQOL-歯科医師は患者の人生を救えるか?-」
以上3つの演題で講演されました。
歯科心身症は歯科の知識だけ!精神医学の知識だけ!では治療が難しく、歯科医師が精神医学の知識を学び、ケースによっては精神科の先生と連携をとり、その病態をとらえていく必要があるとのこと…
難しい分野でしたが、各先生方わかりやすく症例を交えた講演をしてくださいました。講師の先生方、運営に関わる同窓会の先生方、ありがとうございました!