腰痛は「現代病」の一つともいわれています。
慢性的な運動不足に陥っている今、筋力の低下、体力の低下、柔軟性の不足によって靭帯や骨に負担をかけています。
腰痛の主な原因として普段の姿勢の悪さ、脊椎の異常、内臓疾患、心理的問題などがありますが、がん院は様々であり痛みの種類も複雑です。自己判断はかえって状態を悪化させてしまうことがあります。まずは医師の診断をしっかり受けてください。
《腰痛をやわらげるPoint》
☆お腹を突き出したり、腰をそったような姿勢はしないほうがいい
腹筋と背筋のバランスがとれているとこういう状態はおきにくい
☆ハイヒールのような高い靴を長時間はかないほうがいい
☆長時間同じ姿勢をとらないほうがいい
・長時間立っている時は(料理などするとき)高さ15~20cmぐらいの台の上に片足ずつのせるようにすると腰にかかる負担が少なくなる
・座るときは比較的堅いシートと背もたれ、高さは膝と腰をそれぞれ90℃ に曲げたとき足の裏が床にしっかりつくのが理想
・眠っているときはなるべく横向きで膝をまげた姿勢か、あお向けでも膝が曲がらないように膝の下に毛布や枕を置いた姿勢
・車を運転するときは座席をなるべく前の方に進め、膝の位置が脚のつけねの位置よりも少し高くなるようにする(何時間かおきに休憩し外で軽くストレッチを行なうのも良い)
・重いものを持ち上げるときは膝を曲げてしっかりとしゃがみこみ物をなるべく自分の体の方に引き寄せて腰部をしっかりと固定したまま脚の力で持ち上げる
筋肉を鍛えることは大切です。が急な運動はかえって腰を痛めることになります。できるだけ毎日正しい姿勢で(意識して)無理なく歩くぐらいの軽い運動を続けることが大切です。