6/4から6/10の1週間は、口腔衛生週間でした。各地で虫歯予防などのイベントが開かれたことと思います。 現在の歯科医療は、治療よりも予防が優先される時代になってきている。
そこで今回は、虫歯予防について!!
虫歯になるには、3つの要因が重なることが必要である。[歯・菌・糖(食事)]
また、3つの要因が重なる持続時間も要因の1つになります。
虫歯予防には、この要因に対して予防策を考えればよいことになります。
歯に対しては、歯質の強化のためフッ化物応用シーラント(虫歯になりやすい歯の溝を埋める処置)。
虫歯菌に対しては、ブラッシング、フロス、歯間ブラシなどによるプラークコントロール(歯垢除去)。フッ素入り歯磨剤、洗口剤の併用も予防効果を高めます。
糖(食事)に対しては、虫歯予防を徹底するためには、食事やおやつに注意が必要です。 糖の摂取量については、量、頻度を考えることです。
新しい虫歯予防として、唾液や歯垢を使った検査によりカリエスリスクを科学的に判定し、その人に対応した予防手段をとっていくことも今後とり入れられていくでしょう。
いずれにしてもその人の年齢、生活習慣、お口の中の状態により、その人個々の予防方法があることと思います。